バンドサークルの活動を通じてエレキベースの演奏に心血を注ぎました。時に寝る間も惜しんで、深夜から明け方までスタジオで練習に励んでいたのは良き思い出です。
業界は違えどエンターテインメントとして、好きなことに熱中することの素晴らしさとそのパワーを実感し、それを生み出し世界に届ける側になりたいと思ったのがバンダイを志望したきっかけでした。
スマホ雑貨、ランチ用品の企画担当。
全く予期せぬ配属で当初は戸惑ったものの、今でも意識する”キャラクターについて学ぶ”という姿勢はこの時に培ったものだと感じています。また、上司・先輩に限らずお取引先様にも沢山のことを教えていただき、一人の学生を社会人に育て上げてくれた、貴重な経験をした1年目でした。
化粧品の国内・海外営業担当。
営業として化粧品を扱う、入社時には予想だにしていない出来事でしたが、私のグローバル人材としてのキャリアはここからスタートしました。海外担当としてお金の流れや貿易の仕組み、契約にまつわる部分まで実に多くのことを学び経験することができ、自分の仕事の幅をぐっと拡げることが出来ました。
プラモデルのマーケティング担当としてBandai Namco Asia Co., Ltd.(香港特別行政区)に出向。
1年半~2年という期限付きで海外に駐在する “海外トレーニー制度”を利用した赴任でした。
営業としてマレーシアを担当し、現地代理店や同僚の協力を得ながら売上を伸ばしました。限られた期間でも一定の成果を上げられたことは大きな自信になりました。
化粧品からプラモデル、しかも海外駐在という”異動の豪快さ”は、バンダイならではの経験だと思います。
半年間の帰任を経て、再びBandai Namco Asia Co., Ltd.(香港特別行政区)に出向し、プラモデルのマーケティングを担当しています。
現在は営業としてインドネシアを担当するとともに、アジア全体の生産・販売管理も行っています。
ガンプラを始めとするバンダイのプラモデルを通じて、人々を夢中にさせる”熱”をアジア全体に拡げていくことが現在のミッションです。
入社時の想いから変わらず、海外事業に携わっていたいです。
時代が違っても、場所が違っても、人々を夢中にさせるエッセンスは変わらないと思っています。それを創り出し、世界中に届けることができるのが、バンダイという会社の最大の強みだと思います。
Bandai Namco Asia Co., Ltd.(香港特別行政区)でプラモデルのマーケティングを担当しています。
マーケティングと一口に言ってもその業務内容は多岐に渡り、いわゆる営業活動から、イベントの実施や広報活動を含んだ幅広い意味でのプロモーション立案とその実行が求められます。
私が所属するBandai Namco Asia Co., Ltd.では9つのエリアを管轄しており、1エリアに対して1名のマーケティング担当がついています。私の場合はインドネシアにおいて、バンダイのプラモデル事業をどのように展開していくのか一任されているといっても過言ではありません。そのためマーケットに関する調査は欠かせませんし、現地に足を運び、自分の目で見て、肌で感じることは何よりも重要だと考えています。エリアによってはまだまだ日本のキャラクター文化が定着していないところもありますが、そういった場合はプラモデルが持つ”作る”という要素を最大限活用して訴求することもあります。単純に商品を販売するだけではなく、文化的な側面も含めて海外に向けたチャレンジができている点に、面白みとやりがいを感じています。
私は入社時より海外志向であることを各所で発言し、幸いにも早いうちからその声を拾ってもらい、海外で勤務する今に至ります。これまでのキャリアのほとんどが海外事業に携わる経験から成っているからこそ、グローバル人材として現地で働くことの重要性を実感しています。
基本的に我々が扱う商品や商材は、現地からすれば”異文化”です。その異文化を以ってビジネスを行っていく以上、日本と同じ手法は通用せず、エリアによって千差万別の戦い方があります。日本国内で勤務していた頃から分かっていたつもりですが、やはり実際に現地で生活をし、仕事をして、肌で感じてこそ骨身に沁みるものがあります。各エリアのことを正しく理解し、正しく伝えることが、世界中に夢を届けるグローバル人材としての重要なミッションだと考えていますし、海外で働く本当の意義だとも考えています。
※新型コロナウィルス感染症対策として、
出社と在宅勤務の併用を推奨しています
※始業・終業時間を定めていないフレックス制を導入しています。
地下鉄を使って通勤、東京ほどの通勤ラッシュになることは非常に稀なので、比較的快適です。
日本との時差は1時間あるため、この時点で日本時間10時。状況に応じて臨機応変にその日の予定を調整することもあります。
シンガポールにいる現地スタッフとオンライン会議を行い、今後のスケジュールや取り組んでいる課題について共有します。拠点は離れていても、お互いに協力して業務を進めていきます。
時差が1時間早いインドネシアの販売代理店様と打ち合わせ。先方にとっては10時なのでお互いにフレッシュな頭で打ち合わせを行える時間帯です。
プラモデルの新シリーズについて打ち合わせ、日本国内・アジア・欧米の各セクションからの要望を企画担当に伝え、世界に打ち出す魅力的なシリーズへと仕上げていきます。
開催が迫るイベントに向けて、ブースのデザインや告知用ポスターのデザインについて打ち合わせ。新しいファンの獲得に繋げられるよう、見た目のインパクトと分かりやすさが両立するように意識します。
新商品の発売に合わせて売場巡回に行きます。メインとなる売場にちゃんと並んでいるか、販売価格のバラつき、お客様の様子に注目します。必要に応じて売場の状況を販売代理店様に共有し、以降の改善に繋げることもあります。
香港島にある路面電車、トラムに乗って異国情緒を存分に味わいながら、花金を一緒に楽しむ友人との待ち合わせ場所に向かいます。