CHARACTERS キャラクター
ガレオストライカーダッシュ(通称ガオーダッシュ)
従来のガレオストライカーシリーズの運動性能やバランスを見直すことを念頭に置き、各部機能を向上させた新型のアニマギア。ボーンフレームだけではなく、ニックカウルにも拡張機能を導入した“第3世代アニマギア”のフラッグシップモデルとして開発された。高いポテンシャルを持ちながらも万人に扱いやすい性能をしているため人気が高い。
デュアライズカブトダッシュ(通称:ムサシダッシュ)
第3世代アニマギアの特徴であるニックカウルの拡張機能の試作モデルとして開発されたデュアライズカブトシリーズの最新機。テスト機体ゆえに市場に出回ることがなく、幻のアニマギアとしてマニアの間で噂になっている。
アームズギロテッカーエグゾ(通称:ギロエグゾ)
水陸両用モデルの傑作機体であるアームズギロテッカーを第3世代として再開発したアニマギア。今回のバージョンアップに伴って、単独行動よりもチームプレイを得意分野として方々で活躍しているが、それはセンサーの強化により仲間との複雑な連携が容易になったためだ。
ソニックイーグリットエグゾ(通称:イーグエグゾ)
今なお高い人気を誇る、空中戦特化型アニマギアであるソニックイーグリットの新型機。第3世代となったことで以前よりも高高度環境下での活動が可能となった。また、関節パーツの強化に伴いパワーが増加しており、以前よりも多くの荷物やアニマギアを運搬した上での高速飛行を実現している。
デュアライズカブト アーミータイプダッシュ(通称:アーミーダッシュ)
第3世代アニマギアの試作課程で量産されたテスト用機体。動作確認用の機体のためコミュニケーション機能はオミットされている。デュアライズカブトダッシュのロールアウト後は、トレーニング用の仮想敵としてギアティクス社に登用された。一般向けにはリリースされていないが、ときおり違法に流通することがある。
ガレオストライカー ダブルエッジ(通称ガオーDE(ダブルエッジ))
ガオーとイーグに実装された合体システム『ツインクロスアップ』が発動した姿。ソニックイーグリットの突出した機動性によって、ガレオストライカーシリーズの高いポテンシャルを引き出すことをコンセプトに考案された。飛行状態からガオーの近接攻撃による強襲や、イーグの翼による急速離脱からの遠距離攻撃など、多岐にわたる戦術で相手を翻弄する。
デュアライズカブト ダブルエッジ(通称:ムサシDE(ダブルエッジ))
ムサシとギロに実装された、アニマギアの合体システム『ツインクロスアップ』が発動したもう一つのモデルケース。デュアライズカブトの動作の精密さを、ギロに搭載された高性能センサーでサポートするというコンセプトで開発された。ギロの優れた索敵能力と強化されたムサシの運動性能が高いシナジーを生み、対多数の敵をまとめて殲滅させる戦闘力を実現している。
晄マコト(ひかり まこと)
天草キョウの同級生。クラスでは度々アニマギアの話題で盛り上がるのだが、他者への干渉が少し苦手なマコトはその輪に入ろうとはしなかった。とある事情からアニマギアにも苦手意識を持っていたが、兄が捨てた「ムラマサ」に似ている流浪のアニマギア「ムサシ」と出会い、次第にギアバトルの才能を開花させていく。好きなことは料理と洗濯で、いつも率先して家事を手伝っている。
ドラギアスゼノフレイム(通称:ドラギアスX)
以前回収されたブレイズドラギアスのパーツをベースに復元したアニマギア。ドラゴンモードへの変形機構やツインクロスアップシステムなど、最新技術を余すことなく実装した強力な機体である。また、搭載されていたFBSは完全に取り除かれ、以前のような戦闘至上主義の激しい性格ではなくなった。今ではエンペラーギアでありながら、街の平和を維持するために自らABFに志願し、治安維持に従事している。
トランスマンティレイド(通称:レイドランス)
IAA(国際アニマギア連合協会)の研究開発部門にて作られたアニマギア。入念に集められたエンペラーギアのデータにより作られた最新鋭の機体で、通常アニマギアでありながら単体でエンペラーギアと互角に渡り合うほどの実力を持つ。昆虫モードは索敵や情報収集に長けており、収集したデータは瞬時に解析され敵のあらゆる攻撃パターンを導き出す。いざ戦闘となると人型へと変形し、解析したデータで相手に一撃も許すことなく完璧な勝利を手にする。
ケルベロガルギアス(通称:ガルギアス)
3つの首を持つケルベロス型エンペラーギア。超小型の内燃機関を搭載しているため、ブラッドステッカーの出力に頼らず暗闇の中でも活動することが可能としている。隠密性能に優れ、音もなく標的を仕留めるアサシンで、敵を倒すことに一切の躊躇がない冷酷な性格。命ぜられた任務は必ず成功させるプロフェッショナルを自称し、自分の仕事にポリシーを持っている。そのため「依頼にない敵を倒すことは絶対にしない」といった仁義を通す堅気な一面もある。
ラビドルフラペール(通称:フラッペ)
表向きは姉妹機のコラーテとアイドルユニット『ビタースイーツ』として活動をしているアニマギアだが、その実はIAA(国際アニマギア連合協会)に所属する名物秘書である。ポップで可愛らしい見た目とは裏腹に、どんな相手にも臆することなく冷静な受け答えをするクールビューティ。コラーテと共にバトルを盛り上げる戦場のアイドルだ。
ラビドルショコラーテ(通称:コラーテ)
表向きは姉妹機のフラッペとアイドルユニット『ビタースイーツ』として活動をしているアニマギアだが、その実はIAA(国際アニマギア連合協会)に所属する名物受付嬢である。黒を基調とした落ち着いた見た目の印象とは違い、誰にも分け隔てなく元気に接するエネルギッシュな性格をしている。フラッペと共にステージに立てば大盛り上がり間違いなしのトップアイドルだ。
デュアライズギラフォルテ(通称:コジロウ烈)
デュアライズスタッガーをベースにパワーアップさせた、ギラファクワガタ型アニマギア。二丁の銃を巧みに使う従来のトリッキーな戦闘スタイルはそのままに、高出力のロングレンジライフルを扱うパワープレイも可能になったオールラウンダー。ロングレンジライフルから放つレーザービームは複数のアニマギアをまとめて殲滅する。
シャイニングクレイオード(通称:クレイオード)
IAA(国際アニマギア連合協会)のトップに君臨するクリオネ型アニマギア。クリアカラーのニックカウルは、すべてがブラッドステッカーの役割を果たすというオンリーワンの性能を誇る特殊な機体である。クリオネモードの時は蓄えたエネルギーを他のアニマギアに与えるサポーター的な役割を果たすが、人型モードでは、他を圧倒する破壊神へと変貌するIAA最強のアニマギアだ。
シャイニングクレイオード:エンフォーサー(通称:クレイオードエンフォーサー)
クレイオードが敵を粛正するために能力を開放した姿。自身が放つ輝きによって利用したエネルギーの再充填が可能で、半永久的に戦闘行動を継続することができる。命令や指揮は一切無視し、自身が敵と判断した者を容赦なく討つ。
モンキーゴクラウド(通称:ゴクラウド)
近接戦闘に特化したサル型アニマギア。特徴的な長い腕は戦闘面において存分に活かされており、アウトレンジから放たれるロングリーチの攻撃は間合いを読ませず、一方的に相手を痛めつける。分離する棍棒を用いた攻撃は更にリーチが読みづらく、単調に思える攻撃スタイルも長い時間をかけて成熟させた達人技であることが、実際に戦えばすぐに理解できるだろう。
アシッドキャンサイファー(通称:キャンサイファー)
長距離戦闘に特化したカニ型アニマギア。モンキーゴクラウドと同じく実験中に脱走した経緯を持つ指名手配中のアニマギア。背中のキャノン砲からは高圧で酸の水流を撃ち出し、遠くにいる標的に近付けさせることなく風穴を開けてしまう。また、ハサミの力も決して弱くなく、近接戦においても充分な性能を発揮する。
アズナ=オーガスト=キリエ(アズナ)
IAA会長の秘書を務めながら、アニマギアアイドルグループ「ビタースイート」のマネージャーも兼任するビジネスレディ。重要なポジションにつく人物というイメージとはかけはなれた軽い口調で話すが、「アニマギアが存在する社会の在り方と未来」を見据える真面目な一面も持ち合わせる敏腕秘書だ。アニマギアにアイドルとして活動させているのもその思想の一環で、明るいテンションでビタースイートと共に社会を盛り上げるのが使命だと考えている。
フォックスロアー=ナンバーライト(フォックスロアー)
IAA(International Association of Anima-gear:国際アニマギア連合協会)の会長を務める若きリーダー。ギアバトルの実力と優れた情報処理能力で瞬く間にIAAのトップへと上り詰めた。複数のエンペラーギアのデータを保管しているギアティクス社やABF、紅葉ヤマトを危険視している。IAAの権限でギアティクス社を調査・指導という名目で実効支配した。
晄タスク(ひかりたすく)
高校二年生でありながらIAA配下の特殊部隊を率いる隊長を務める天才。飛騨ソウヤを超える実力を持つとメディアにも注目されていたが、IAAからのスカウトをきっかけに自らプロ選手の道を断ち、IAAに従事している。正義感と責任感の塊で、感情を表に出すのが苦手。誰かを笑顔にするためにギアバトルの道を歩み始めたが、その最中で強さにこだわるあまり相棒であるムラマサを捨てた。
オーディンラグナギアス(通称:ラグナギアス)
オーディン型エンペラーギア。エンペラーギア計画で開発された初号機をベースに、最新技術を駆使して改造を施した機体。第三世代アニマギアの特徴である合体機構を備え、あらゆるアニマギアとの合体を実現している。合体機構との組み合わせでエンペラーギアのパーツを瞬時に換装し、あらゆる戦局に対応する姿はまさに戦の神と呼ぶに相応しい。
バンクルビィギアス(通称:ビィギアス)
幸運をもたらす伝説の生物カーバンクルをモチーフとして開発されたエンペラーギア。人懐っこい性格だが極端な臆病者で、心を許した者の前にしか姿を見せない。光学迷彩機能を搭載しており、普段は周囲の景色に溶け込み完全に姿を消している。光学迷彩を生かし、主に潜入や諜報活動を任務として請け負う特異なエンペラーギアだ。
クラーケンギガギアス(通称:ギガギアス)
巨大な触手を持つクラーケン型のエンペラーギア。カイギアスと同時に開発が進められたもう一体の“海の帝王”である。カイギアスと違う最大のポイントは、水陸両用モデルとして設計されている点だろう。陸上での活動時は形態を変え、地上を滑るように高速移動する。戦闘においては、その巨大な触手を鞭のように振るい、驚異的な破壊力で敵を粉砕する。
デーモンアルギアス(通称:アルギアス)
二体同時に設計された鬼神型エンペラーギアの片割れ。任務においても常に二体同時に出撃するタッグプレイのスペシャリストであり、特に数で劣る戦いに絶対の自信を持っている。純粋なパワーを追い求めた設計思想で開発されており、エンペラーギア専用のボーンフレームが耐えられる、限界ギリギリの出力から生み出される攻撃で他を圧倒する。
デーモンエルギアス(通称:エルギアス)
二体同時に設計された鬼神型エンペラーギアの片割れ。冷静に戦況を判断し、同型機のアルギアスに的確な指示を飛ばす頭脳担当。純粋なスピードを追い求めた設計思想で開発されており、攻撃力という点ではアルギアスに劣るものの、目にも留まらぬ速さで戦場を駆け回り敵を駆逐する。
デーモンデスギアス(通称:デスギアス)
死神の異名で呼ばれる、二体の鬼神型エンペラーギアが合体した真の姿である。あえて意識を統合させずに分離した状態で合体させることで、同じく合体することで真価を発揮するユニコーンライギアスの欠点である「不完全な意識の統合による暴走」を完全に克服している。
ヴィクトリーイェーガー(通称:ガオーヴィクトリー)
獣甲屋との最終決戦の後、わずかに回収されていたオメガレオギアスのパーツを元に開発された、対エンペラーギア専用の決戦型アニマギア。極秘裏に開発された機体で、その存在はIAAにも知らされていなかった。ライギアスのシステムも採用されており、雷を操る能力が搭載されている。
サウザンドグラディエイター(通称:剣聖(けんせい)ムサシ)
真ムサシ、ムラマサ、オメガレオギアスのパーツを元に一から設計し直した、対エンペラーギア専用決戦型アニマギア。未来を見据えたかのような動きで、あらゆる攻撃に対してカウンターを放つことの出来る「クォンタムシステム」は、超高速処理能力があるからこそ使いこなせる必殺の切り札である。
リンカーサクラギア(通称:サクラギア絆(キズナ))
ガオーVと剣聖ムサシを開発する際、紅葉サクラたっての希望により開発が実現したサクラギアの改造機体。密かに習得していた抜刀術を駆使し、他の戦闘用アニマギアにも引けを取らない格闘能力を有している。
リンカーサクラギアA(アロウザル)(通称:サクラギア結(ムスビ))
リンカーサクラギアがFBSを発動した姿。ブラッドステッカーから変換されたエネルギーを刀に纏わせ、斬りつけた相手をマヒさせ行動不能に陥らせる「慈愛太刀(じあいのたち)」を得意技とする。
アニマギアス(通称:アニマギアス)
全てのエンペラーギアの集合体「アニマギアス」が、ネオギアスの能力によって身体を融解・再構築を果たした真の姿。各々のエンペラーギアが有していた全てのアビリティを自在に扱えるため、皇帝機計画の理想を体現した完成形である。
オメガレオギアス(通称:ガオーΩ)
かつて製造される事なく廃棄された「エンペラーギア試作0号機」の設計図をベースに開発された機体。試作0号機は「エンペラーギアが悪用されるケースを想定し、それらを抑止するカウンターシステム」として設計が進められていたため、その開発思想が受け継がれている。アニマギアとエンペラーギアの中間の存在。
オメガレオギアスギアブラスト(通称:ガオーΩギアブラスト)
オメガレオギアスがギアブラストを発動させた状態。自身のプログラムと周囲の味方アニマギアをリンクし、リンクしたアニマギアはギアブラストを擬似的に発動させる事ができる。この機能は一度に大多数とリンクできるため、ギアブラストを発動したアニマギアの軍勢でエンペラーギアを討伐する目的で搭載されている。
フォールンジオギアス(通称:フォールン)
獣甲屋の首魁「黒田ショウマ」の側近のとして使役されている堕天使型のエンペラーギア。周囲の重力を自在に操作する機能を搭載し、敵のアニマギアを近づける事もなく圧縮し破壊する。13機存在すると言われているエンペラーギアの中でも「最強」と謳われており、黒田の命令であれば相手が何者であっても必ず破壊する程の冷酷さを持つ。
ギガンティックジラファイア(通称:ジラファイア)
極めて高い火力を保有しているキリン型のアニマギア。のんびりとした性格で働く事を好まない。自身の姿を銃火器へと変形させる「バスターギアモード」を搭載。他のアニマギアに装備される事で互いのブラッドステッカーのエネルギーを供給し放たれる荷電粒子砲は、エンペラーギアをも破壊する事が可能と言われている。
リヴァイアカイギアス(通称:カイギアス)
リヴァイアサン型のエンペラーギア。主に海域で運用されており、周囲の水を操り巨大な渦潮や津波を作り出すことができる。また、コングバルクラッシャーをも上回る怪力を持ち、巻きつかれたアニマギアは木っ端微塵に粉砕されてしまう。全ての海を支配する事を夢見ており、自分のテリトリーに他の生命体やアニマギアが入る事を許さない。
黒田 ショウマ(くろだ しょうま)
暴走アニマギアやエンペラーギアを生み出している組織「獣甲屋」の首魁。かつてはギアティクス社に所属する優秀なアニマギア開発者であったが、現在は独立して「とある目的」のために強力なアニマギアの開発に取り組んでいる。常に冷静かつ穏やかな口調で喋る人物ではあるが、アニマギアを道具としてしか認識しておらず、目的のためならば手段を選ばない冷酷さを持つ。
紅葉 ヤマト(もみじ やまと)
サクラの父。娘を大切に想っており、心優しく温厚な性格をしている。アニマギア開発者であるが、研究に没頭してしまう癖があり、常に寝不足が続いている事をサクラによく注意されている。デュアライズカブト等の「二足歩行のアニマギア」を最初に実現させた人物。かつてはギアティクス社に勤めていたが、現在は独立し、人型アニマギアの開発と発展に力を注いでいる。
オニキスリベンジ(通称:レオス)
強襲戦闘に特化したライオン型アニマギア。両肩・背面・踵に特殊な推進機関を搭載しており、旧タイプのガレオストライカーよりも運動性能に優れている。また、それらのパーツを合体させてクロー状の武装として両腕に装備し繰り出す「メテオグランツァー」は絶大な破壊力を持つ。ガオーZと真ムサシと共に「第二世代型」とも呼ばれている。
ユナイトペンギオス(通称:ペンギオス)
5体の小型ペンギンが合体することによって誕生するコウテイペンギン型アニマギア。コノエが対エンペラーギア用に開発したアニマギアである。極めて高い出力をもつ兼ね合いから、機体がオーバーヒートを起こしやすいため、合体時の稼働時間は3分間に制限されている。
ユナイトペンギオス(合体状態)(通称:ペンギオス)
5体の小型ペンギンが合体することによって誕生するコウテイペンギン型アニマギア。コノエが対エンペラーギア用に開発したアニマギアである。極めて高い出力をもつ兼ね合いから、機体がオーバーヒートを起こしやすいため、合体時の稼働時間は3分間に制限されている。
タンカーギガトプス(通称:ギガトプス)
トリケラトプス型のアニマギア。ラプトと同一の開発者が手がけた最新モデルであり、テストユーザーを頼まれたソウヤが一時的に借りる事となる。耐久力の高いニックカウルで身を包んだ重量級アニマギア。「タンクモード」に変形する事によって運動性も高い。軍人に憧れているためミリタリー知識が豊富。
サクラギア
ある経緯により、紅葉サクラの身体から思考回路のみが移行されている特殊なアニマギア。その姿もまさに紅葉サクラを見た目を模して開発されており、両腕の武器はデュアライズカブトシリーズと同型の剣が装備されているなど謎の多い機体。人型アニマギアの完成形とも呼べるほど精密動作性能に優れており、非常に人間に近い動作を可能としている。
サクラギア(絶)
獣甲屋によって使役されている機体。サクラギアと同一のアニマギアではあるが、紅葉サクラの人格は封じ込まれているため感情表現や言葉を発する事はない。エンペラーギアに匹敵する高い運動性能を活かした格闘戦を得意としており、ブラッドステッカーに蓄えたエネルギーを熱エネルギー変換して身体から放つ事もできる。
デュアライズカブト真(シン)(通称:真ムサシ)
ムサシの希望により、自身が葬った暴走アニマギアの存在を無駄にしないため、ムラマサのニックカウルを使用して開発されたデュアライズカブトの後継機。暴走プログラムとも呼ばれている機能「フォビドゥンビーストシステム」を右半身にだけ搭載している。
デュアライズカブト真(シン)(FBS発動)(通称:真ムサシ(FBS発動))
真ムサシが「フォビドゥンビーストシステム」を発動した状態。一時的にニックカウルの出力を限界突破する事ができるが、自身の思考・記憶回路に絶大な負荷がかかるリスクを伴う。武装は4本の合体剣「カースブレイド・ムラマサ」。
デュアライズスタッガー(通称:コジロウ)
デュアライズカブトシリーズの兄弟機として開発されたクワガタムシ型アニマギア。陽気な性格をしており、軽快な口調でよく喋る。ムサシを兄弟として慕っている。武装は、高火力かつ連射速度に優れた大型の二丁拳銃。また、ハサミ状の顎パーツは後頭部に装備する事で索敵アンテナになる。
フェニックスネオギアス(通称:ネオギアス)
灼熱の炎を纏ったフェニックス型エンペラーギア。形状を記憶する特殊なニックカウルを全身に装備。ダメージを自身の炎で加熱し、瞬時に修復することができる不死身の機体。温厚かつ達観的な性格で、全世界のアニマギアに「安らぎ」を与える事が目的。しかし、その安らぎとは「破壊」の事であり、極めて危険な価値観と思考回路を持つ。
タイガオンスロート(通称:タイガオン)
獣甲屋が開発したトラ型アニマギア。海外のアニマギア開発者からの技術提供を秘密裏に受けた事で、スピード・攻撃・演算能力の全てが優れ、ガレオストライカーZにも匹敵する高い性能を持つ。性格は粗暴かつ獰猛。機体性能を活かした強襲戦術を得意とし、棒状の尻尾と両手の爪で近接攻撃を、背面の爪型のミサイルで遠距離攻撃を行う。
バイフーゴウギアス(通称:ゴウギアス)
タイガオンが全機能のリミッターを解放することで覚醒する白虎型エンペラーギア。ニックカウルは青色に発光しており、元から高かった攻撃力とスピードが更に向上している。非常に強固な「電磁バリア」を展開することができるため、エンペラーギアの中でもトップクラスの守備能力を誇る。
ガレオストライカーZ(ツヴァイ)(通称:ガオーZ)
ガレオストライカーの後継機として開発されたアニマギア。性能面は戦闘のために強化され、二足歩行の「Zギアモード」が新たに搭載されている。Zギアモードの右腕に搭載されている武装「マグナブレイカー」は破壊能力が極めて高く、使用にはキョウとガオーによる音声認識のロックの解除が必要。装填弾数は3発のみ。
デミナーガス(通称:デミナーガス)
「組織」によって独自に開発されたヘビ型アニマギア。大量生産され、主に破壊工作や情報収集のために運用されている。半身が人型となった「デミヒューマンモード」に変形する事ができ、その際には槍を使用した戦闘を得意とする。会話機能がオミットされているが、感情は存在している。
バースゲーター(通称:バース)
鋼鉄をも噛み砕く力を持つ、ワニ型のアニマギア。背中のビームキャノンはエネルギー充填に数分かかるが、火力だけならばバスターギガラプトをも上回る。「ジャンク品」や「情報」の売買で生計を立てている野良アニマギア。少しガラの悪い性格をしているが、世話焼きな一面も持つ。
シュバルツフォース(通称:シュバルツ)
正体不明のウマ型アニマギア。脚力とスピードが優れており、ハンドアックスを用いた戦闘能力も高いが、争いを好まず、心の優しい性格をしている。弟のバイスフォースと同様に記憶がなく、自分達の出自を探るため、キョウ達と共に奮闘するが・・・。
バイスフォース(通称:バイス)
兄にであるシュバルツフォースと同時期に製造されたウマ型のアニマギア。少し臆病者であるため、勇敢なガオーに憧れている。兄と同様に争いを好まない性格。その正体は・・・。
ユニコーンライギアス(通称:ライギアス)
シュバルツフォースとバイスフォースが合体する事で誕生するユニコーン型のエンペラーギア。ツノからは強力な雷撃を広範囲に放つ事ができ、殲滅能力に優れている。「皇帝機(エンペラーギア)」の名に恥じない戦闘能力は絶大であるが、完成前にロールアウトされたため、合体時の2体の思考回路の統合が不完全であり、自我が崩壊している。
ブレイズドラギアス(通称:ドラギアス)
極めて高い性能を持つ「エンペラーギア」と呼ばれるアニマギアの一体。伝説上の生物「ドラゴン」を想定して開発されており、異常なまでに高い性能が危険視され、開発途中に設計資料は廃棄された…筈だった。強い存在と戦う事だけを望みとしており、卑怯な手段と弱者を嫌う。
ヴラドリリアーク(通称:ヴラド)
軽量型のニックカウルを全身に装備しており、素早い動きを活かした剣術を得意とするほか、コウモリ型のアニマルモードに変形する事で、空中を自在に飛行する事もできる。気品のある優雅な立ち振る舞いをしており、常に心に余裕を持っている。
アーモリーフォータス(通称:フォータス)
カメ型のアニマギア。全身のニックカウルが重く硬い装甲でできている。また、汎用性の高い武装を複数装備しており、戦闘中に自身のパーツを受け渡す事で味方のアニマギアのカスタマイズすることも。武器を集める事が大好きで、出会ったアニマギアには必ずと言っていいほど「武器のトレード」の話を持ちかける。
コングバルクラッシャー(通称:バルク)
攻撃力に特化したゴリラ型のアニマギア。巨大な腕から生み出される握力は、あらゆる物を握りつぶす驚異的なパワーを持つ。また、演算能力にも長けており、優れた頭脳で如何なる戦況にも的確に対応する。読書をする事と文学を学ぶ事が趣味で、真面目で頼りになる性格。
ブレイズドラギアス ヘル(通称:ドラギアス(ヘル))
ブレイズドラギアスの「暴走プログラム」が起動した姿。ニックカウルとボーンフレームにもウィルスが侵食しており、その影響で全身が変色している。発火能力の向上により、槍から炎を放射することで遠距離攻撃も可能。闘争本能にも狂いが生じ、視界に入った全てを敵と認識してしまう。
バスターギガラプト(通称:ラプト)
高い火力と広い射程範囲をもつ強力なバスターキャノンを背面に装備したヴェロキラプトル型アニマギア。脚部の鋭い爪と、巨大な尻尾を活かした格闘戦も得意とする。戦闘におけるセンスは抜群に優れており、ガオーにとっては師匠のような存在でもある。
ブレイドヴォルガ(通称:ヴォルガ)
安定した性能のバランスを保有しつつも、優秀な脚力から速いスピードを生み出すオオカミ型アニマギア。暗視装置とGPSが搭載されており、夜間戦闘を得意としている。温厚で礼儀正しく、誰にでも敬語で喋る紳士的な性格。
ディビジョンニードル(通称:ニー)
頭部パーツに搭載されたレーダーによる索敵を得意とするハチ型アニマギア。右腕にはキャノンを、左腕にはドリルのように回転する針をそれぞれ装備。やんちゃでイタズラ好きな性格で、同じく昆虫型アニマギアの「ムサシ」をライバル視している。
ヴァリアブルシャークハンター(通称:ハンター)
サメ型のアニマルモードから人型のヒューマンモードへの変形機能を搭載しているアニマギア。元々は「レスキュー」として救助隊に配備される予定だったが、部隊専用の赤いニックカウルを拒否したため除隊。現在は、海の魚達を守るため悪い密猟者を退治しているのだが、誤って一般市民に迷惑をかける事も・・・。
ヴァリアブルシャークレスキュー(通称:レスキュー)
水中での高い汎用性が評価された事をきっかけに、川や海の事故に対応する救助隊に配備されたアニマギア。正義感が強く、真面目な熱血漢。同時期に生産された「ハンター」を兄として心から慕っており、海で迷惑行為を続ける兄を改心させるために説得を続けている。
飛騨 ソウヤ(ひだ そうや)
14歳という若さで、アニマギア同士を戦わせる競技「ギアバトル」の日本代表選手に選ばれている青年。普段は優しく穏やかな性格をしているが、ギアバトルにおいては常に冷静かつ的確な判断力をもち、パートナーであるバスターギガラプト(愛称:ラプト)との巧みなコンビネーションで無類の強さを誇る。
三梨 コノエ(みつなし このえ)
アニマギアの開発に携わる「ギアティクス社」に所属する、頭脳明晰で綺麗な顔立ちの22歳の研究員…だが、マイペースな性格をしており、家事が全くできない上に、生活リズムもだらしがなく、日常生活の殆どはパートナーのブレイドヴォルガ(愛称:ヴォルガ)が世話をしている。
ガレオストライカーオニキス(通称:オニキス)
戦闘能力と闘争本能を極限まで引き上げるために、何者かに改造されたアニマギア。普段はクールかつドライな性格をしているが、自身から湧き出る強い闘争本能を人知れず必死に抑えている。通常のガレオストライカーに比べて、限界以上の出力を引き出す事ができるが、長時間の戦闘には身体が耐えられずオーバーヒートを起こす。
デュアライズカブトムラマサ(通称:ムラマサ)
冷酷かつ残忍な性格をしており、他者のアニマギアを破壊する事に最高の喜びを見出だしている。暴走アニマギアに改造された影響で、通常のデュアライズカブトよりもパワーとスピードが飛躍的に向上している。
ソニックイーグリットファントム(通称:ファントム)
人間達から受けていたスパルタな戦闘トレーニングが原因でパートナーの元から逃げ出した所を、何者かに捕獲されて改造された暴走アニマギア。強くなる事に異常なまでに執着しており、「狩り」と称して倒したアニマギアから奪ったニックカウルを集めている。
アームズギロテッカーアビス(通称:アビス)
飄々とした性格だが、「傷ついたニックカウル」と「高火力による破壊」に美しさを感じる独特な感性をもつ。スクラップになったアニマギアを使用したオブジェをつくる事が趣味。他の暴走アニマギアと同様にブラッドステッカーはバグを起こしているため、稲妻のような模様に変化している。
デュアライズカブトアーミータイプ(通称:アーミータイプ)
通常のアニマギアに備わっていた会話機能やデジタルデバイス機能がオミットされたバトル用アニマギア。デュアライズカブトのマイナーチェンジだが戦闘時の演算能力が高く、状況に合わせた戦術を展開する。
天草 キョウ(あまくさ きょう)
遊びに行った旅行先でアニマギアとの写真を撮影してSNSにアップするのが趣味。おこづかいを貯めて買ったライオン型アニマギア ガレオストライカーの事を『ガオー』と呼んでいる。ガオーは友達であり、良きパートナー。ガオーのメンテナンスとカスタマイズが大好き。小学五年生。
紅葉 サクラ(もみじ さくら)
アニマギアの動画をアップして「いいね」を獲得するのが得意。カブト型アニマギア デュアライズカブトに「ムサシ」と名付けて可愛がっている。キョウの隣に住んでいて、キョウにとってはアニマギアの先輩。中学二年生。